石階段の改修











  神饌所神輿蔵の改修工事がが完成し、引き続いて石階段の改修工事に取りかかりました。松が取れて1月16日からの予定でしたが、暖冬とは思えない大雪に取り敢えず無理をしないで欲しいと申し入れ、2月の土用が明けるのを待って5日から、段石の撤去工事が始まりました。
  石階段の改修工事は市内新旭町木津の木下石材、 ベースになるコンクリート打ちなどの基礎工事は、地元・仁和寺の岸田建設にお願いしています。
平 成 2 1年  2009/1/16 (金)
  今日から工事の予定でしたが、年末の26日、年が明けた10日に引き続いての大雪で、流石に石階段の改修には手が付けられませんでした。








平 成 2 1年  2009/2/5(木)〜6 (金)
  境内の上からクレーンを使って、石階段の段石の撤去が始まりました。



平 成 2 1年  2009/2/7 (土)
  節分が過ぎたら雪もおさまるやろうとの予想通り、春を思わせる様な暖かい日射しの中で、境内の上下からクレーンを使って、石階段の段石や登り石(ささら石)が2日余りで撤去されました。







平 成 2 1年  2009/2/9 (月)
  石段が無くなって見て初めて分かったのですが、この下地では石階段の段石がずれるのは当たり前。何の手立ても施してない只の山土で、良くこれで崩れなかったものと驚いています。

















平 成 2 1年  2009/2/15 (日)
コンクリートの下地に使う、メッシュの金網が届きました。




平 成 2 1年  2009/2/17 (火)
夜来の雪を心配して見に行きましたが、春の淡雪。工事には全く支障が無い様子でした。


平 成 2 1年  2009/2/18 (水)
下の段の土の上に、採石を敷き詰める作業が始まりました。








平 成 2 1年  2009/2/19 (木)
下の段が終わって、作業は上の段に移りました。




平 成 2 1年  2009/2/22 (日)
雪が降ったので心配しましたが大したことはなくて、作業も無事に終わっていました。


平 成 2 1年  2009/2/23 (月)
コンクリート基礎のためのワイヤーメッシュが設置されました。


平 成 2 1年  2009/2/24 (火)
  天気予報では昼から雨のはずが、工事の始まる頃には既に細かい雨が降っていました。それでも最後はブルーシートで凌ぎながら、11時半頃には何とかコンクリート打ちが無事終了しました。



















平 成 2 1年  2009/2/26 (木)
コンクリートの養生中です。


平 成 2 1年  2009/2/28 (土)
  木下石材の職人さんの手で、石階段の改修工事が本格的に始まりました。段石が積み上がって行くと、どんな姿に修復されるのだろうとワクワクしますね。手摺りが付いて立派になるのを待ちわびています。
















平 成 2 1年  2009/3/1 (日)
  石階段修復工事の中でも段石の据え付けは、一番下の段に一番手間が掛かるとの事で、土曜日の工事では1日掛かりで、ようやく4段目まで完成していました。





平 成 2 1年  2009/3/2 (月)
お昼に見に行くと午前中に4段積まれたようで、8段目まで完成していました。









平 成 2 1年  2009/3/3 (火)
石階段が中段になって、今日から大きなクレーン車を使っての工事になりました。






2009/3/4 (水)


平 成 2 1年  2009/3/5 (木)
雨の日が多く、天候不順で時間が掛かってます。雨が降ると工事が出来ないのです。




平 成 2 1年  2009/3/7 (土)
一昨日午後から昨日一杯雨で工事が出来ませんでしたが、今日で半分の高さを越えました。




平 成 2 1年  2009/3/9 (月)
  午後クレーンを境内に上げて、上からの工事が始まりました。小宮さんの前は少し広くて一区切りになりますので、元々全体で13cm差異があった左右の登り石(ささら石)を、此処で削って修正しています。左側は登り石、右側は段石を削ったのですが、昔の工事とはいえ、左右の登り石の全長が違っていた事も、言われて初めて知りました。




平 成 2 1年  2009/3/12 (木)
  ようやく最上段まで段石が積まれました。石階段の直ぐ際に立っていて、そのままでは倒れるので一時解体してあった灯籠も、基礎からやり直して組み直されました。




  手力雄命をまつる小宮さんの所は、昔は登って来た人が乱れた着物の裾を直す為のものだったそうですが、その為に少し広くなって踊り場の様になっています。
  此処の段石は改修前は2列でしたが、宮司さんのご希望で3列にして少し広げました。これでユックリと服装の乱れを直してから、神社にお参りして頂けるかと思います。



平 成 2 1年  2009/3/13 (金)
土に戻すための下準備に、アスファルトを剥がす工事が行われました。



平 成 2 1年  2009/3/17 (火)
  アスファルトを剥がした周辺部に石を埋めました。内側には土を入れる予定です。


平 成 2 1年  2009/3/18 (水)
  例大祭で流鏑馬が弓の手神事を行うとき、馬は前脚を石段の参段目に掛けます。しかし踏ん張る方の後ろ脚がアスファルトの上では滑って危ないため、此処に砂を置いていました。
  今回の改修工事に当たってこの部分を、幅150cm奥行250cmだけ土に戻すことにし、アスファルトを剥がした周辺部に石を埋め、その内側に土を入れる事にしました。


平 成 2 1年  2009/3/21 (土)
  春分祭に石階段の完成を報告。役員会では、目地にモルタルが詰まっていない部分が目に付くと云われ、補充して修正して貰いました。石段にモルタルの目地をすると、年月が経てば剥がれて来て非常に見苦しいので、目立たないように大きな割れ目にだけ詰めて貰ったのが、裏目に出た様です。この後は、手摺りが付けば完成です。


平 成 2 1年  2009/4/20 (月)
  クネットジャパンの手で今日から、手摺りの据付工事が始まる予定でしたが、送られて来た部材に加工ミスがあり、石階段の各段石のセンターに来るべき脚の位置が少しずつ違っているので、再度加工しなおす事になりました。今年の例大祭まで時間が無いので、間に合うと良いのですが。


平 成 2 1年  2009/4/26 (日)
  何としてもお祭りまでには完成させたいと申し入れ、作り直した部材が午後には届くとの事で、日曜日にもかかわらず段石に穴を開ける工事が、小雨の中で始まりました。石は非常に硬く、ホールソーだけでは無理と言うことで、ドリルで周囲に何カ所も穴を開けています。
  手摺りの高さは80cmにしました。腰の曲がった年配の方には、もう少し低い方が良いかとも思うのですが、登りはともかく石階を下る時には、低すぎる手摺りは危険と言う結論になりました。階段では一般に、登りは自分の体重の3倍の、下りには6倍の負担が足腰に掛かると云われますので。 





平 成 2 1年  2009/4/28 (火)
  取り次ぎをお願いした伊藤嘉商店の嘉明君と、出来映えを点検中です。 



平 成 2 1年  2009/4/27 (月)
  昨日・今日と時折酷く雨の降る中、夕方まで掛かって段石に穴明けをし、夜9時過ぎまで掛かって手摺りの据付工事を完成して貰いました。お祭りに間に合ってホッとしています。 






平 成 2 1年  2009/4/29 (水)
  5月5日の竣功式(神社関係の用語として、竣工式よりこっちを使うそうです)の案内を、氏子の皆さんにお渡しするために、写真を撮ってプリントしています。 





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